私達は少女であったことがあっただろうか。
夢みたいに掴みきれないかつての思い出と何か。 
Have we ever been "girls"?
Memories and dreams of when we were called a girl.
未完性のエンドロール
 2019.5.17(Fri)­-22(Wed)12:00-20:00 LAST DAY -17:00
at 新宿眼科画廊

子供と大人の狭間で揺れ動く「少女」に焦点を当てた、「未完」「性=生/聖」をテーマにしたグループ展。
私は教室内にアニメーションを描いた360°の映像作品と、ホログラムアクリルボードの平面作品を展示上映しました。

<展示ステートメント>
子供と大人の狭間で揺れ動く「少女」に焦点を当てて、各自の表現方法を活かして
「未完」「性=生/聖」をテーマに制作した作品を展示します。
未完の小説でも「未完」の作品として発表されることがある。
その先にどんな展開が待ち受けているのか、読者の想像力を掻き立てる。作者の意図とは異なるが「未完」という終わりに辿り着かないままでありながら、そこがひとつの魅力となり、人々を惹きつける。
読者からすれば、ハッピーエンドでもなければ、バッドエンドでもなく、終わりをむかえてないのでトゥルーエンドもやってこない。
終わりをむかえてない未完成。それは多くの作家が大人になる前の少女をモチーフとして扱うことにも重なるのではないだろうか。未完の「性=生/聖」がもつ不安定なあやうさ、力強さ。
今回の展示では詩人や小説家の方にも参加していただき、「未完性」について思考し、表現してもらう。

<参加作家>
紺野真弓、さめほし、町田肇、毬谷静、宮本香那、吉田真百合、ruff、kafkanako、北本晶子 、橋本佐枝子、飯田エリカ、DJまほうつかい、スズキハルカ、河村塔王、文月悠光、末埼鳩

<展示企画、ZINE制作>
kafkanako

360°動画作品「∞」、gifアニメーションはこちらの特設サイトにまとめています。

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